
ホンダの125ccバイクのグロム
軽くて取り回しのしやすいグロムですが、上り坂などではパワー不足を感じる事もありもう少し力強さが欲しいという方も多いでしょう。
私ももう少しのパワーが欲しくなり、色々とネットの情報をあさっていた時に見つけた、
ネットでは、確実に力強くなる、高回転まで回りやすくなる、などの高評価が多かった点火系のパーツですが、値段が高かった(約3万円)ためこれまでは取り付けずに済ませていました。
しかし久しぶりのツーリングに出かけ、やっぱりもう少しパワーが欲しいと思い切って注文しました。
今回はグロムに取り付けたカスタムパーツ、
ASウオタニのパワーコイルキットのレビューを書いていきます。
違うバイクでもグロムと同じ125ccや排気量の近いバイクなら参考になると思います。
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目次
ホンダグロムASウオタニパワーコイルレビュー125ccカスタムレビュー記
パワーコイルに変えるとどう変わるかをメリットとデメリットに分けて書いてみます。
メリット
トルク感の上昇
取り付けた次の日に先週も通った路を走ってみると、明らかに先週よりも急な坂道を上る時に力強く上っていきます。
ほかの方のレビューにもあった通り、「トルクが一枚上乗せされた感じ」でした。
高回転域まで淀みなく回る
マフラーとエアフィルターを交換し、ノーマルよりは高回転域も回るようにはなっていましたが、これまではレブに到達するまでに必ず出力が落ちてきたのを感じギヤチェンジしていました。
しかしASウオタニパワーコイルに変えてからは不用意にアクセルを回してレブを作動させてしまう事がありました。
カムは変えていないので、マフラーやエアフィルターを交換していて更に高回転域まで回るようにしたい方には強くおすすめできるパーツです。
気持ちの良いエンジンのパルス
これは人によって感じ方が違うのですが、コイルを変えてからアクセルを開けて加速していく時に感じるエンジンやマフラーの音がこれまでより気持ちよくなった様に感じました。
思わずアクセルを開け、今までより低いギヤで回してしまいます。
デメリット
振動が強くなった
これまでは4速60キロで走っていても振動は気になりませんでしたが、パーツ交換後は明らかに振動が強くなりました。
走っている内に慣れましたが、最初は不快に感じました。
超低速時のアクセルワークの変化
これは今まで変えてきたパーツの中で一番感じた変化でした。
これまではアクセルを回さずにゆっくり進んでいて、そこから数キロの加速と減速の微調整もクラッチを使わずにできていましたが、交換後は意図したよりも早く加速してしまい、
軽い渋滞時には今までより神経を使い、少し疲れてしまいました。
値段が高い
タケガワなどが出している物は10.000円しない物が多く、値段だけ見れば明らかに高いです。
私は付け比べたわけでは有りませんが、ほかの物に比べ明らかにレビューで、「体感があった」というレビューが多かったためウオタニを選びました。
もしあまり高いお金は出したくない、出せないと言うのであればそういう物から選ぶのもありかも知れませんね。(私も約1年悩みました)
ホンダグロムASウオタニパワーコイルがおすすめなのはどんな人?
・もう少しパワーが欲しい
・エンジンを高回転域まで淀みなく回るようにしたい
・どうせカスタムするなら高くても良い物を取り付けたい
・多少の振動の増加は気にならない
こんな方は取り付ける事を検討しても良いでしょう。
燃費が良くなるとも言われていますが、私は体感できていません。
(燃費の改善は誤差の範囲内といった所でしょう)
ホンダグロムASウオタニパワーコイルの注意点
これは私が体験した事ではありませんが、取り付けられた方の中にメーターを他社製にカスタムられている方がおり、コイルの影響でノイズが出たなどのレビューもありました。
ほかにも整備士の方によるとプラグの消耗が早くなる可能性もあるとの事です。
電装系のカスタムをしている方は特に、バイクを購入したお店の整備士の方などに自分のバイクを見て貰ってから注文するのが良いでしょう。
まとめ
ウオタニのパワーコイルへのカスタムは、私としてはとても満足できる物で、もっと早くにやっておけばと思うほどでした。
劇的に加速が速くなるわけではありませんが、もう一歩のトルクが欲しい方や回るエンジンが欲しい方は、カスタムの選択技に入れるのも良いと思います。
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