
夏になると、お子様の通う保育園や幼稚園で夏祭り行事として縁日を催されるところも多いようです。
女の子は浴衣を着て参加されることもあるでしょう。
そんな時、ヘアスタイルはどうされますか?
美容院に行くほどでもないし、自宅でママがヘアアレンジ出来れば手軽で良いですよね。
ここでは、未就学児の女児向けヘアアレンジをご紹介いたします。
浴衣の子どもの髪型で簡単にできるヘアアレンジ
未就学年齢の子どもの髪というのは大半の人が細くて柔らかいです。
時間とともに体温と汗でスタイルも崩れることを予測して、しっかりとホールド感のあるアレンジをお奨めいたします。
この年齢のお子さんのヘアアレンジは大きく分けて2種類です。
一つはポニーテールやツインテールをベースとするもの。
もう一つは編み込みをしてアレンジする方法です。
では、そのアレンジはどのようにしたら良いか次の章で見ていきましょう。
浴衣の髪型の簡単なアレンジの方法
お子さんの髪をアレンジする時は、ヘアワックスを軽く手にとり両手に馴染ませてから髪を触ると良いです。
子どもの細い髪はサラサラで引っ掛かりが無いのでアレンジしづらいのです。
ゴムで留めたつもりでも、スルッと毛束がゴムから抜け落ちることもあるので、最低限の下地作りはしておくことをお奨めします。
まず、ポニーテールやツインテールをベースにしたアレンジですが、これは肩下あたりまでの長さがあるお子様向けですね。
高めの位置で髪を纏めてゴムで留めます。
一つくくりでも良いですし、左右2箇所をゴムでくくるツインテールでも良いです。
これがベースの基本形です。
あとは、アレンジとしてゴムの周りに沿って巻き付けると小さなお団子ヘアの出来上がりです。
お団子のボリュームが足りない時は、部分ウィッグのようにフェイクの毛髪でシュシュタイプのものが売られているので、それを利用するのも良いですね。
少しカールしたシュシュを付けると小さなお子様の可愛さもアップします。
ツインテールはゴムの結び目から下をすべて三つ編みにして、長く垂れた三つ編みを左右で交差させてアップスタイルを作るのも簡単で可愛い仕上がりになります。
交差させた部分やゴムの根元に髪飾りをつけると一層可愛くなるでしょう。
また、顎ラインくらいの長さのボブスタイルではサイド編み込みやツイストで顔周りをスッキリさせるのが良いですね。
子どもは大人よりも汗をかきやすいので、できるだけ髪はスッキリと纏めましょう。
浴衣の髪型 かんざしなどの髪飾りの選び方
子どもの浴衣スタイルに似合う髪飾りは、なんといっても縮緬素材などで出来たつまみ細工が一押しです。
梅や菊に見立てたつまみ細工の花が付いたコームなどは、子どもの髪にも留めやすく、立体感があって可愛いですね。
他には色付きのアメリカピンやスモールピンを複数色取り混ぜて使うのもお奨めです。
色違いで平行に挿しても良いですし、クロスして挿し留めるのも可愛い仕上がりになります。
また、ショートヘアの場合はカチューシャやヘアーバンドも便利ですね。
前髪をスッキリと留められるので汗をかいても涼しい顔で居られます。
まとめ
お子様のヘアアレンジは大人のセルフヘアアレンジと違ってホットカーラーやヘアアイロンなどの熱によるクセ付けはお奨めしません。
これは状態の良いバージンヘアをダメージから守るためでもあります。
また子どもは同じ姿勢で長時間ジッとしていないので、手早く仕上げることが最大のコツです。
1〜2分でベースのスタイルを作ったあとは一気に最後まで仕上げてしまいましょう。
アレンジ中はお子様の気分を盛り上げて、可愛い髪飾りをつけて素敵な浴衣姿にしてあげてくださいね。