祇園祭は雨天の場合も行われる?屋台は出るかほか注意することは?

京都の夏の風物詩に「祇園祭」というすばらしい伝統があります。
このお祭りは1000年以上もの歴史があり、その起源は平安時代にさかのぼります。

 

古来より途切れることなく続いてきた風習は多くの人の手によって今現在もしっかりと受け継がれています。
古来から続くその様子は日本の美しさを堪能できると言えるでしょう。
今回はそんな祇園祭の雨天時についてまとめてみました。

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祇園祭は雨天の場合も行われる?

祇園祭の起源は当時流行した疫病を治めるためにその時の全国の国数と同じ66本の鉾を立てて悪霊を追い払ったことにあると言われています。
そういった人々の願いが多くかかっていることから、少しの雨、いや大雨でも中止となることはありません。

 

昭和に入ってからの例で見ても過去に中止されたのは1962年の一度きり、しかもその理由が阪急電鉄の延伸工事という天候とは全く別の事情なのです。
そして歴史をさかのぼってみても中止になった理由が「太平洋戦争」「本能寺の変」「応仁の乱」など。理由の重さと1000年の歴史を感じずにはいられません。

 

山鉾巡行や宵山が行われる7月中旬の関西といえば梅雨明けの頃。
大雨や年によっては台風が接近することもあるようですが強行しています。

 

そして雨によって人は半減するかもしれませんが熱気は変わりません。
それどころかお祭りにかかわる方々の祇園祭への意気込みを感じ、また晴天とは違ったものを受け取ることができるでしょう。

 

そして事前に席を確保しておく有料観覧席においても当日雨だからと払い戻しできません。
なぜなら決行・強行されるからです。(万一山鉾巡行が中止になったら払い戻しされるそうです)
場所取りに悩まされたくない、炎天下で何時間も待ちたくない・・・などといったことが解消される有料観覧席には魅力がたくさんありますが、購入する際には雨天でも見に行く!という決意が必要かもしれません(もちろん個人の判断でチケットを無駄にすることはできます)

祇園祭は雨天でも屋台は出る?規模は小さくなる?

宵山では基本的に雨天でも屋台は出ます!

 

だたし練り歩く山鉾巡行と違って、それぞれの山鉾が飾り付けられた様子を見て歩くのが宵山です。
雨の程度によっては山鉾に使われているすばらしい西陣織の部分などにビニールシートをかぶせてしまうなどの対策は取ります。
そうなると見栄えは今ひとつ・・・ですが、伝統あるすばらしい装飾品を守るためには仕方ないこと。

 

それでも祇園囃子は奏でられ、名物のちまきは各鉾で販売されます。
宵山独特のコンチキチンという囃子は雨の中でもお祭り気分を存分に盛り上げてくれるでしょう。
各店舗の判断で屋台を閉めたり早めに切り上げたりすることはあるでしょうが、宵山自体が中止になることはありません。

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とにかく雨でもなんとか決行するのが祇園祭なのです。
祇園祭の日によっては地元の人は出歩くのも控えると言われる人の多さ。
雨だとさすがにそれほどの人出とはならずかえって穴場!?と思うなかれ。
人は少ないかもしれませんが、お互いが差す傘で邪魔になって身動きが取りづらいことも。
そのあたりも考慮してみてくださいね。

祇園祭の雨天時に注意することは?

雨天時に気になるのが中止になるかならないのかといった情報でしょう。
前にお伝えしたように過去ほとんど中止となったことがありません。

 

とはいえ、数年前には台風が接近するなど開催が危ぶまれたことがあるのも事実。
なぜなら巨大な山鉾は雨には負けなくても、暴風には危険を伴います。倒れたりしたら命にかかわることも考えられます。
事前に台風で暴風の危険があると予測された年は「当日午前5時半の気象情報をもとに判断する」と発表がありました。
せっかく訪れたのに中止になっていた!なんてことのないように情報を確認しましょう。

 

そして雨天時ならではの注意点はいくつかありますがその一つはやはりお互いが差す傘の扱いでしょう。
雨と言っても驚くほど人が集まってきます。トラブルを避けるにも基本的にレインコートをおすすめします。

 

祇園祭にはその人出で十分に堪能できないことがあるため事前に有料観覧チケットが販売されるエリアもあります。そのチケットには晴れたら簡易の日よけ帽子、雨ならレインコートがついてきます。
ここにも雨でも決行する意志(闘志?)を感じますね。

 

また日本の夏祭りとして浴衣を楽しみたいところです。浴衣を着てレインコートは考えにくいですよね・・・。

もし浴衣なら相当の覚悟で。着替えなども準備しておくといいかと思われます。

 

そして不快指数をグッと下げてくれるのがレインブーツ。

足元が濡れると濡れないのでは大きく気分がかわります。

そういったものをうまく使って雨対策ばっちりで楽しんでください。

まとめ

雨天、いや荒天でも決行される祇園祭。
荒天時にはやはり想定外のことが起きることがあります。とくに近年は天候が極端化していてゲリラ雷雨や突風などが起こる可能性もあります。
もしそれでも行ってみようとなったなら、じゅうぶんに身の安全を考えた行動を取ってくださいね。

 

雨でも思った以上の人の賑わいなのが祇園祭。
雨だろうが何だろうが京都のすばらしい伝統を守る!という人々の熱い想いがこもったその様子も含めて楽しんでください。

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