
例年8月上旬に行われ夏の風物詩ともなっている琵琶湖の花火大会。
琵琶湖の湖上の夜空には約1万発の大輪の花が咲き乱れ、毎年35万人を超える人出で賑わっています。
また、「びわ湖花噴水」がライトアップされており花火とのコラボも人気の一つになっています。
それほど多くの人々が訪れる花火大会ですが、より楽しく観ることができるようにするにはどうすれば良いのかを書いていきます。
琵琶湖花火大会の場所で花火がよく見える場所はどこ?
最も迫力満点で観るとするならば、やはり観覧席が一番です。
主催者側が最も見えやすく、かつ安全に配慮した形で設けているため安心して観ることができます。
でも安心と席確保である反面、その分の費用がかかります。
大勢の人ごみの中でも大丈夫という場合には、有料席の東側にある「におの浜」となります。
打ち上げ場所も近く迫力満点の花火を楽しむこともできますし、特設ステージやフードコートなどの屋台もあり観覧以外の楽しみも用意されています。
ただし、この周辺は大混雑であるため、もう少しだけ余裕がほしいという場合には、
なぎさ公園や皇子山運動公園、皇子山陸上競技場がおすすめです。
やや離れているとは言え徒歩15以内の距離にあり音も大きさも十分楽しむことができます。なぎさ公園は無料で気軽に足を運べることもあり人気が高いスポットでもあるため、無料でありながら入場制限が行われる場合もあり16時までには到着しておくことをおすすめします。
皇子山陸上競技場は通常ですと入場料が発生しますが、花火大会当日は競技場の好意により入場無料とされています。
観覧デートスポットとして人気が高いのは、比叡山山頂です。
比叡山ドライブウェイに入り山頂へ上がると琵琶湖が一望できます。
琵琶湖を見下ろす形となり、打ち上げ花火全体を眺めることができ、ロマンティックな景観美をたのしむことができます。
ほかにも大津港対岸に浮かぶ人工島にある矢橋帰帆島公園からも楽しむことができます。車が無いと不便な距離ということもあり、こちらは穴場スポットになっています。
また、最近は花火プランも設けているホテルも人気があります。
会場近くの琵琶湖ホテルや琵琶湖大津プリンスホテルなどは窓や屋上からゆっくりと観覧できますし、クルージングプランでは船で湖上から観覧することもできます。
こちらの花火大会は海上花火と異なり、湖であるため水辺が周遊しているので花火を楽しめるポイントが多い特徴があります。
琵琶湖花火大会の有料観覧席は綺麗に見える?
有料観覧席は打ち上げ会場となる大津港に面しており湖岸から400m先に打ち上げられるため迫力ある音と花火を楽しむことができます。
座席は、湖岸沿いに西側のマリーナのある辺りから東の県立琵琶湖文化館横までズラリと並んでいます。
有料席には一般的な座席タイプと座敷タイプがあります。
座敷ですと足を自由にすることができるため身体が疲れることなく更に落ち着いて鑑賞することができます。
有料観覧席は、どの位置に座っていてもよく観ることができるように設定されていますが、端や後ろの列だと低い位置の花火はやや見えにくいこともあります。
有料観覧席チケットは大津駅や旅行代理店、チケットぴあなどで購入することができます。
琵琶湖花火大会の最寄り駅などのアクセス情報
最寄り駅は、JR大津駅か京阪石山坂本線の島の関駅(有料席東側)、浜大津駅(有料席西側)となります。
JRですと大阪駅から大津駅までは新快速で40分程度。京都駅からですと10分程度の近さです。
開場は17:00で開始は19:30となっています。
まとめ
琵琶湖花火大会は近畿の花火大会の中でも、湖面に移る色彩が幻想的な世界をかもしだし、高い人気を誇る花火大会です。
しかし、来場者数が多く琵琶湖周辺には主要道路も少ないため交通規制が行われると非常に動きにくくなります。
できるだけ公共交通機関を利用することをおすすめします。