国府宮のはだかまつりは、正式には「儺追神事(なおいしんじ)」といい、
千年以上前の神事が由来となる非常に歴史のある行事です。
ここでは国府宮はだかまつりの
日程やアクセス、見どころのほか独自に集めた口コミを掲載しています。
見物された方以外にも参加された方の感想もありますので、
祭りのイメージを知りたい方は口コミを読まれて下さい。
国府宮 はだかまつりの日程やアクセスは?
国府宮 はだかまつりの日程
毎年旧暦の1月13日に行われ、
2017年の開催日は
2月9日
※旧暦のため年により行われる日が違います。
開始時間は
午後3時
になります。
アクセス
はだかまつりの際は道路は交通規制が行われ、神社の駐車場も無いので
公共交通機関を利用して移動されて下さい。
近くの鉄道の駅は
JR東海道本線:稲沢駅(駅を出て徒歩約20分)や
名鉄本線:国府宮駅(駅の北口を出て徒歩約4分)
があります。
車を止める場所を探している内に時間が過ぎてしまうと言う事にならない様、
公共交通機関を使われての移動をおすすめします。
はだかまつりの見どころはここ!!
はだかまつりが盛り上がるのは、「神男」が登場した時でしょう。
神男がいる場所へと男たちが押し合いながら寄っていく様は迫力があります。
ほかには終盤には神男が儺追殿(神男の目的地)に近づくと水が放射されます。
見ている方が寒く感じる光景ですが、参加者たちはひるむ事無く、神男の取り囲み続けます。
最後、儺追殿にいた男性が密集する参加者の上を引きずる様に神男を引き込むと、
参加者も拍手喝采で健闘をたたえます。
私はこの拍手の時にすっと胸のすく感じがしました。
国府宮はだかまつりの口コミ大公開!!
人間のパワーを全身で感じられる祭りで、参加している人も見ている人もパワーが必要です。
ものすごく多くの人たちが見に来るので、場所取りが重要になります。行く時間が遅くなってしまうと、見づらい位置になってしまうので、注意が必要です。
一度見ると、何度でも見たくなる祭りです。駐車場が少ないので、車で行ってしまうとたどり着くのが大変です。
名鉄の国府宮駅から近いので、名鉄電車で行くのが一番ベストの方法です。人が多いのがわかっていますが、絶対に見るべき祭りです。
やっぱり盛り上がるのは放水と神男登場のシーンですね。
威勢のいい祭りです。男ばかりでやっぱりムサイですが、これぞ日本の祭りという感じでノリノリです。外国人の観光客もノリノリで見てました。やっぱり相当珍しいんでしょうね。
祭り自体は楽しかったです。冬場の祭りなので寒かったです。厚着して行きましょう。
まず白い褌姿の男性達に水がかけられると、皮膚から湯気が出ている程で、寒いだろうなと心配になりましたが男性達の熱気の方が勝っていました。
男達に裂かれた儺追布をもらうため、人混みを掻き分けて必死に配布されている所に近づき、手に入れることが出来ました。
儺追人に触れる儀式では、男達の激しい競争が大迫力で圧倒されました。その頃には日が暮れ始め、服を着ている私達でさえ寒かったのですが、褌一丁の人々が大声を張り上げ、肌がぶつかり合うのを見ているとこちらも熱くなるような感じがしました。
とにかく真冬の催しなので早朝からサラシ一丁の姿は気が遠くなります。
しかし、朝から日本酒を飲んた効果が徐々に出て来るのと、周囲のサラシ一丁の参加者たちに囲まれているので気がつくと体が熱くなっています。
テンションの効果と好天による日差しの効果もあったかもしれません。
そこから国府宮に向かって街を練り歩きますが、酒やら寿司やらツマミやら振る舞われお腹が一杯になります。
ふと気づくとたまに通り過ぎる若い女性の冷たい視線も正直ありました。
酔ってテンションが上がっている参加者が絡んでいるのも見かけたのでそういう理由かもしれません。
まとめ
過去には事故も起こっているほど激しい、国府宮のはだかまつり。
非常に伝統のある祭りで、「奇祭」とも呼ばれていますが、けして奇をてらった祭りでは無い事は、口コミからも一目瞭然です。
祭りの際は非常に多くの人が訪れますので、けがの無い様に歩きやすい靴をはき、
冬の寒い時期になりますので、祭りの熱気はありますが、しっかりと防寒対策して、
祭りに行かれて下さい。