
卒業式シーズンいよいよ到来ですね。
女のお子様をお持ちの保護者の方は、服装はもとよりお子様の髪形にも気を使うところではないでしょうか。
ここでは小学生女子のフォーマルにふさわしい髪形やお手入れ方法について少しご紹介いたしましょう。
目次
卒業式の髪型 小学生編 ロングヘアのセットはどういう物がある?
髪のセットには大きく分けて以下のようなものがあります。
まず最初にダウンスタイルです。
これは、その名の通り長い髪をそのまま下ろした状態でスタイリングする方法です。
ワンレングスと言われる同じ長さのヘアもあれば、途中で長さを変えたヘアスタイルもありますね。
それぞれに毛先だけカールをつけてみたり、耳下辺りから大きくウェーブを出すスタイルにしてみたり、仕上げ方は様々ですが、とにかくロングヘアのままの状態がダウンスタイルです。
次にアップスタイル。
アップにはフルアップとハーフアップがあります。
フルアップは首筋が見えるほど全ての髪をアップに結い上げる形です。
また、ハーフアップは耳上あたりから半分だけ髪をまとめ上げ、残りの半分はダウンスタイルにします。
イメージとしては、昔の袴姿の女学生がしていたようなハイカラさんスタイルですね。
髪形は『ポンパドゥール』なんて呼び方もします。
更に凝ったことをしようと思えば、編み込みもロングヘアならではのアレンジ方法です。
表編み・裏編み・半編み込みなどの種類があります。
卒業式の髪型 小学生編 簡単なセットの方法は?
美容院に行かなくても簡単にお家でアップスタイルは作れます。
ホットカーラーやカールの出来るヘアアイロンが有ればスタイリングの下準備がしやすいでしょう。
小学生の髪はパーマっ気もないので最初にセットローションなどでクセ付けしやすいようにしておいて、ホットカーラーなどで巻きます。
アップスタイルは一度にゴムでくくるのではなく、頭部を数箇所にブロッキング(頭頂部・側頭部・後頭部・襟足に近い部分)して、後頭部辺りにアップのベースとなる小さな山を作り、そこに周囲の髪を寄せる形でアップすると綺麗にまとまります。
これとは他に超カンタンなのは、ロングヘアを左右に分けて、それぞれ耳上位置でゴムにまとめ長い三つ編みを作ります。
三つ編みの先を根元のゴム部分に合わせるようにすると、小学生らしいアップスタイルが出来ますよ。
また、ダウンスタイルでも両サイドから2本の三つ編みを真ん中に寄せて纏めただけの簡単なアレンジも小学生らしくて可愛いです。
卒業式の髪型 小学生編 リボンや髪飾りで可愛くするならどんな物が良い?
ヘアスタイルが決まったら、髪飾りをプラスしてみましょう。
やはり可愛らしいのはリボンですね。
女の子らしさが出て好感度もアップします。
特に学校指定の制服に合わせた色目などのルールが無い場合は、当日の服装に合うような色目のリボンを選びます。
小学生といっても卒業式はフォーマルな場なのでリボンの素材はワンランク上のものをお奨めいたします。
ベルベットやシルク調のサテン地などで作ったリボンはフォーマル感あって見た目も良いですね。
黒髪に似合うのは、黒や臙脂、深緑系の色が品良くてオシャレです。
リボン以外の髪飾りなら、フェイクパールなどもフォーマル向きですね。
バレッタやコームの縁にパールをあしらったものが数多く販売されているのでチェックしてみてくださいね。
まとめ
長い髪を普段はダウンスタイルのままやポニーテールで通学している小学生も多いでしょうけれど、卒業式ばかりは少しお洒落にしたいですよね。
制服の有る学校なら華美になりすぎないようにスッキリと纏め髪を作るのが好印象ですし、私服の学校でも日常とは違うハレの日にふさわしいヘアスタイルが良いですね。
小学校卒業は大人の階段への入口みたいなものですから、小さなレディーたちにヘアスタイルを通じてフォーマルの何たるかを体感してもらえる良い機会かも知れません。